bowie note

David Bowieをキーワードにあれこれたどってみるノート。

2016-01-01から1年間の記事一覧

2016 IS...

去年の年越しは一人部屋でPrinceのDVD見てたんですが、今年はどうしようか、まだ悩みながらのもうあと3時間。 天変地異の2016があと3時間で「去年」に!!!! 2016がWASになる前に、ISのうちに、2016をいっぱい刻んでおこう。 今年出た「黒い」アルバムた…

BOWIE CALLENDER 2016-2017

今月から怒濤の日本語ボウイ本ラッシュ!!! まとめました。他のイベントも。 *12/17編集済 〈12月〉 12/15KAWADE 夢ムック「デヴィッド・ボウイ 増補新版」¥1,404 12/15e-MOOK DAVID BOWIE is Official Fan Book ¥1,94412/17『デヴィッド・ボウイ インタ…

Let's dance for fear

ちょっと間があきました。 先週の金曜はちょっと足を伸ばし、彦根の半月舎さん(普段は古本屋?カフェ?)で行われた「かえるの学校」へ行って来ました。 テーマは「デヴィッド・ボウイ 潜れって言え!」。 講師は細馬宏通さん。 そう、何度かここで言及して…

DAVID BOWIE is ★

3年目のBowie記念日です。 ainocorrida.hatenablog.com 今見ても、何度見ても心がざわつく。 TV Commercial - Louis Vuitton - L'Invitation au Voyage - Featuring David Bowie & Arizona Muse 『The Next Day』に関しても、このVer.が聞けるExtra版の方が…

If Vorticists wrote Rock Music...

だんだん近づいてきたBOWIE IS展。 公式サイトではちょこちょことコラムなどが更新されています。 今日はBowieの美術コレクションの話。先日のSotherbyのオークションでは予想を遙かに超える金額で落札されていったらしいです。 davidbowieis.jp ボヤボヤし…

AMERICA

数日間で色んなことがあって、世紀が変わったな…という感じがひしひし。 まさかトランプはならんやろう、と思っていたけれど、開票始まって昼ぐらいに「これはもしや…??」って思い出してからは、二つの世界を想定して、ヒラリー大統領になって、今「自分の…

CAN I SEE LIFE ON MARS ?

「ねー、お母さん、どこ行ったの〜?」 「お母さんはね、夜空のお星様になったんだよ(涙を堪えて)」 ってヤツ、予想外に信じていた私は、「天文台一般公開」のポスターに食いついてしまいました。 宇宙の闇に目を凝らせば、BOWIE★、PRINCE★、千代の富士★が…

ARTIFICIAL CAGE

桂離宮はあまり先入観や予習もなく、ミーハー心で行ってみたのですが、そうして良かった。 と、井上章一の『つくられた桂離宮神話』(1986)を読み終わってつくづく思ってるところです。 つくられた桂離宮神話 (講談社学術文庫) 作者: 井上章一 出版社/メーカ…

MOSS GARDEN

遠くからBOWIE仲間が京都を訪れました。 BOWIEの足跡は世界各地にあるけれど、京都(とベルリン)のBOWIEを特別なものと感じるファンは多いのかも。きっとBOWIEにとって、特別な町だっただろうから。 というわけで私も便乗して、近いのに一度も行ったことの…

CUCURRUCUCU...

クラシック育ちのため(?)、演歌とブラックミュージックは「全部同じに聞こえる」という耳の持ち主だった小学生時代を経て、まずはTMやパーフリで「汗かかなそう」な音楽にも耳を拡げ、いろいろひねくれたところを経て、ようやくBowieで「ロック」に開眼し…

When I Met You

ポイントやクーポンを最大限利用しまくりながら、『Who Can I Be Now?』ボックスを予約しつつ、ついに私も「箱ばっかり買ってる」人間になったか〜〜…と、箱地獄をひしひしと感じる2016初秋。 『ボウイトレジャー』の黒いページに付く自分の指の脂に落ち込…

All Is Pretty

以前、『戦メリ』を上映したカフェを畳むと言うので、それなら店主の一番好きな映画である、『バスキア』を見ようよ、と提案。 お店にはいつもバスキアの黄色いポスターが貼ってあったのでした。 (すぐフライヤーとか作ってしまう「ごっこ」好き。「BASQUIA…

シンコーミュージック・ミュージックマガジン・青土社・河出書房

KAWADE夢ムックの『プリンス 紫の王国』が昨日発売になり、イッキ読み。 編集は現代思想の巻末で痛快なディスコグラフィーを書いてくれた松村正人さん(と三田格氏)。4冊めのPrince特集本として、他を考慮せざる得なかった辛さはありそうな感じだったけど…

TIMES ARE CHANGING

かねてからNHK FMの「今日は一日〜三昧」と「しりすぎてるうた」にはBowieを取り上げていただいたく、リクエストメールなど送っていたのだけど、予想外なことに、先にPrinceが後者で取り上げられました。 確かにBowieの「しりすぎてるうた」って何なんだろう…

SIGN 'O' THE ★s

お盆も終わり。 初盆で帰ってきてくれていた★たちを、よほど私は帰したくなかったのか、天国へ帰る魂を照らす京都の五山の送り火が大雨に見舞われたようです。珍しい。 中止にはならなかったものの、ほとんど見えなかったらしい。 さて、特集紙を読み直す、…

Prince「ギターマガジン 7月号」「ベースマガジン 7月号」、「JAPAN JAZZ vol.71」

いやあ… Prince特集の『現代思想臨時増刊号』が素晴らしかったので、その書評的なものを書きたくて始めたBowieとPrinceの追悼特集本の再読。なかなかたどり着かない〜〜〜 なぜこう1つのことをしたいだけなのに、マイナス地点から開始するのか… 「自分で順に…

BOWIE「Guitar Magazine 3月号」、「Rhythm & Drums Magazine 4月号」

今日はリットーミュージック。 表紙になったのはGuitarのPrinceのみですが、それぞれ特集が。 まずこちら。 Guitar magazine (ギター・マガジン) 2016年 3月号 [雑誌] 作者: ギター・マガジン編集部 出版社/メーカー: リットーミュージック 発売日: 2016/02/…

Prince「ミュージックマガジン 6月号」

今朝(日本の)、BBCラジオでBowieのPromコンサートを生放送していました。 たぶんまたそのうちアーカイヴが聞けるようになるかと。 www.bbc.co.uk 昨日読み返したレココレのサエキさんの記事の中で強調されていたBowieのソングライティングの面白さが、こう…

BOWIE「レコードコレクターズ 3月号」、「ミュージックマガジン 3月号」

今日はミュージックマガジン社が出している2つの看板雑誌それぞれが表紙&特集でとりあげたBowieとPrince。 もともと「レコードコレクターズ」は「ミュージックマガジン」の別冊として出たので、棲み分けがはっきりしているようで、80年代からBowieはレココ…

BOWIE 「SFマガジン 4月号」

B vs P ということで、一応、同じ出版社の出版物で比較しようとしているのですが、今回は比較できない系。 疎い私には意外だった雑誌で表紙&特集を組まれたBOWIE。 SFマガジン4月号。 SFマガジン 2016年 04 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: …

Prince「rockin' on 7月号」

先日、某書店で見つけたDM。 「あ!Valentine's Day!!」と、すぐ手にとり、日時を確認。 今日、行って来ました。 山本真也さんのBlackstar展。 1月以降に描かれたものばかり、とのことだけど、たくさんの作品。 ほとんどは2013年以降のBowie。 2003年まで…

BOWIE 「rockin' on 2月号」「rockin' on 3月号」

今日はロッキンオン。 ほんとはPrinceも比較したかったけど、ロッキンオンはPrinceを表紙にしなかった!!!(怒) 80年代はあんなに礼賛しておきながら… というわけで、買ってないので、『★』発売前の2月号と急遽追悼号となった3月号を。 80年代のシンプ…

BOWIE「STRANGE DAYS 3月号」「CD Journal 2月号」

というわけで、この半年ほどで出た雑誌、ムックなどのBOWIE特集、Prince特集を読み比べる、というか、整理しよう企画です。 今回は純粋に『★』特集だったこの2冊。 まず、4月で休刊してしまった『STRANGE DAYS 2016年3月号』(1月20日発売)。 ストレンジ・…

DB vs P

「FIVE YEARS」に続くBOWIEの蔵出し音源?BOX、「Who Can I Be Now? 74-76」の詳細が発表されましたね〜。 持ってる人は持ってる…ということで、なかなか微妙なようです。(私も…) Who Can I Be Now? (1974 – 1976) details - David Bowie Latest News ただ…

Till Dawn

爆音映画祭へ再度。 目当ては『Born To Boogie』!!! リンゴ・スター監督のT.Rex映画☆☆☆ Marc Bolan - Born To Boogie Movie Trailer..1973 いつもなんでT.Rexの音はあんなに厚くてキラキラしてて派手なのかな、と、その秘密を探ろうと耳と目を凝らしたの…

They fell to us and stayed...

神戸爆音映画祭に行って来ました! 『地球に落ちて来た男』 そして『Sign 'O' The Times』 前者は1975年7月から撮影されたので、Bowie、28歳の時の作品。 後者は1987年5月から撮影されたので、Prince、28〜29歳の時の作品。 美しき同い年の2人。 どちらのDVD…

Look up here, ”So the tears won’t overflow your heart”

あのニュースを聞いた日からちょうど半年過ぎました。 いなくて寂しい、という感情よりも、「彼が生きていたことが信じられない」というような、急にレノンやエルヴィスみたいな、私にとっては「最初から死んでた人」みたいな感覚になってしまうことが多い。…

sun-licked

今週は訳あって、ボウイ史総復習ウィーク。 というわけで、色々探していると、こんな論文(というよりは研究ノート)を見つけました。 ナボコフと勘違いの賜物 : デビッド・ボウイに捧ぐ メドロック皆尾 麻弥 英文学論集 23, 12-22, 2016-03-15 BAKER(佛教…

JUNE

今月はコツコツしてました。 そもそも「1から順に把握したい」欲求が強いので、クロニクルとかリストとか、作るのが偏狭的に好きなので、時系列、いつ、何が、その時裏では、とか整理したくてしょうがない性分… エクセルで曲目リストをBowieとPrinceと、同…

He Cried Aloud Into The Crowd

雨がよく降るこの星では、 呼吸をしている動物や植物は、ちょっと中の水分が多くなって、ぶよっと滲んでる。 輪郭からこぼれてしまわないように我慢をしているのか。 けっこう泣き虫な私だけど、この半年、とくに4月21日以降は、けっこうカチカチ。 この水…