bowie note

David Bowieをキーワードにあれこれたどってみるノート。

CAN I SEE LIFE ON MARS ?

「ねー、お母さん、どこ行ったの〜?」

「お母さんはね、夜空のお星様になったんだよ(涙を堪えて)」

 

ってヤツ、予想外に信じていた私は、「天文台一般公開」のポスターに食いついてしまいました。

宇宙の闇に目を凝らせば、BOWIE★、PRINCE千代の富士が見つかるかもしれない、と。(脳内をかけめぐるバンプオブチキン天体観測」)

 

シャトルバスで京大花山天文台に送ってもらい、まず小さい(といってもでかい)望遠鏡で月を見せてもらう。

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クレーターがはっきりくっきりで、その縁をどんな風に歩こうかなど、考えたりできる。これまで肉眼でクレーターを見たことがなかったので、かなり感動。

月に囚われた男は見えなかったけど。


映画『月に囚われた男』予告編

 

それから更に小さな望遠鏡でまた月を見せてもらったら、これもよくよく見えた。

望遠鏡の大きさ、謎。

 

しかし最後は国内3番目に大きいという45cmの直径を持つ望遠鏡の登場。

なんと108(確か)歳でバリバリ現役。

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迫力!!!

これで何を見るかは当日まで知らされてなかったのですが、行ってみると「今日は火星を見ます」と。

 

火星!火星!!やったぁ!!!!

(と、ここで宇宙空間に★を探すという当初の動機を失念)

 

ドキドキしながらみた火星は、肉眼の800倍とはいえ、表面に火星人がいるかどうかまでは分からない、ぼんやりした感じで、それは大気があるからしょうがないらしく、高望みを反省しつつ、その色がホントにジギーの髪の色だ!ってことに感激。

 

こんな感じでした。

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オレンジだね。

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ジギーとスパイダーズの出身星はなんで火星だったんだろう。

一番地球に近い惑星で、一番「誰か」居そうだという認識が共有されてたからかな。

LIFE ON MARS ?


David Bowie - Life On Mars (2016 Mix)

 

花山天文台は丸い建築がとても魅力的でした。

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天文台って良いなあ、と検索していたら、こんな天文台マニアのブログを発見。

これはそそる…。

そしてアインシュタイン塔というドイツ表現主義建築を代表する建物にKO。

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バイ。これは。

天文台はこうやって「曲線」で作るべき、と勝手ながら決めました。

 

 

さて、天文台から降りてきて向かったのは、実は前日にも訪れたロームシアター。

ここでやっている池田亮司のmatrixという作品の謎を解明したく、友人を連れて再訪。

前日は目を開けてるのと閉じてるのの差が無い暗闇の中で、私に見えたものは、私の網膜に残っている何かなのか、それとも他の人も見えるのか、というのが知りたくて。

2度目に見ても、やはり紫ぽいほんとに微かな、小さな灯りの中に影絵のようなものが見えたので、気のせいではないはず!と確信。

しかし友人は「気付かなかった」と……

ううむ…

遠くにある月も火星も、太陽の光のおかげで「見え」るのだし、音も音楽も、空気のおかげで聞こえてる。視覚も聴覚も、とても間接的なものだということが改めて不思議に思えた日でした。

 

ロームシアターの外では池田亮司の別作品が超巨大スクリーンに映される、岡崎全体が不穏な(?)音に包まれていた。

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