bowie note

David Bowieをキーワードにあれこれたどってみるノート。

DB vs P

「FIVE YEARS」に続くBOWIEの蔵出し音源?BOX、「Who Can I Be Now? 74-76」の詳細が発表されましたね〜。

持ってる人は持ってる…ということで、なかなか微妙なようです。(私も…)

Who Can I Be Now? (1974 – 1976) details - David Bowie Latest News

 

ただ、「FIVE YEARS」はRemasterだけでも面白かったので、まあ、入手しちゃうんでしょうね…

 

 

さて。

私のPに恋をしている状態は相変わらず続いておりますので、言わないけど、毎日かなりの時間、Pのことを考えているわけで、昨日発売の「現代思想臨時増刊号」も楽しみにしていました。

さっそくいっき読み。

これがボリューム的にも内容的にも満足満足。

面白かった。

私がBowieに比べたらまだまだPrinceのこと、知らないってのもあるだろうけど、読み応えアリ。

 

それで、ここまでのB vs Pの日本の雑誌特集ぶりを比べてみました。笑

 

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Bowieに関しては、2013年の復活劇でけっこう出版物があり、2016年始に『★』が出るということもあって、そもそも、表紙&特集が予定されており、「ストレンジデイズ」は一切加筆なしのまま1/20発売。「CDジャーナル」は急遽加筆し、同日発売。

その後、表紙になった雑誌は3冊(たぶん)。

まるごと特集号ということでは、CROSSBEATがまず、だけど、これは2013年に出たものの頭に追加記事を加えただけのもの(ダニー・マッキャサリンの貴重なインタビューだったけど)。そして「レコードコレクターズ」が過去の特集号のアーカイブを。

純粋に書きおろしばかり、というのは「ユリイカ」の通常号での特集のみ。

 

いっぽうPrinceはもう10年以上、単行本としては何も出てなくて、昨年9月に新書で西寺郷太『プリンス論』が出たのみ。訃報を受けてからは、ミュージックマガジン社のミュージックマガジン。同社においてBowieに関しては「レコードコレクターズ」が特集。これは80年代から同じ分担だった。そして「Guitar Magazine」。「rockin'on」が表紙にしなかったのは納得いってません。笑

あと表紙ではないけど、タワレコbounceもけっこうページさいてくれてた(過去記事を使ってるけど)。

特集号ではやはり最初にCROSSBEAT。ただし追悼号というよりは、もっとさっさと出しておけば…という、ガイド本。それから「ミュージックマガジン」の増刊号。これは後半は80年代の記事のアーカイブということで、Bowieのレココレ増刊号に対応。

そして青土社はBowieが「ユリイカ」で、Princeは今回出た「現代思想臨時増刊号」。

さらに来月はKAWADE夢ムックが出るそう。

KAWADE夢ムック、BOWIEは2013年に出てるので、今回は見送られた様子。

 

2013年にBOWIEの貯金があったため、「どっちが多く特集されたか」ってことで比べると、勝負としては互角、になるでしょうか。

ただ、「論じる」という意味ではBowieの方が論じられ易いかな、と想像していたけれど、今回の「現代思想」を読んで、あら?Prince、題材としてかなりオモロイぞ…と気付きました。

なにより「笑える」ってのが強い。Princeは。

 

 

そんなわけで、メモがわりにそれぞれの特集をまとめてみようと思います。

明日以降…