bowie note

David Bowieをキーワードにあれこれたどってみるノート。

BOWIE「Guitar Magazine 3月号」、「Rhythm & Drums Magazine 4月号」

今日はリットーミュージック

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表紙になったのはGuitarのPrinceのみですが、それぞれ特集が。

 

まずこちら。 

Guitar magazine (ギター・マガジン) 2016年 3月号 [雑誌]

Guitar magazine (ギター・マガジン) 2016年 3月号 [雑誌]

 

 

Bowie特集は6ページ+「Stay」の楽譜8ページ。

「追悼 デヴィッド・ボウイ山口智

知らなかったエピソードが「日本語訳」で幾つか。

「あいつがイグアナちゃん(イギー)なら俺はアリゲーター

ドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』の中でフリークショーの女主人が夜な夜な歌う「火星の生活」

『ダイアモンドの犬』でのボウイのギターのアグレッシブさ

 

TAKUYA 取材・撮影:田坂圭

ソングライターとしてコード進行も見事。日本のポップスとは方法論がまったく違う。

 

志磨遼平(ドレスコーズ)×越川和磨(THE STARBEMS)

"アートワークから何から全部、自分が死ぬことで完成するアルバム"

 

 

続いてドラムマガジン。表紙&特集はマーク・ジュリアナ。

Rhythm & Drums magazine (リズム アンド ドラムマガジン) 2016年 4月号 [雑誌]

Rhythm & Drums magazine (リズム アンド ドラムマガジン) 2016年 4月号 [雑誌]

 

 

ボウイ特集は8ページ。

「HISTORY〜デヴィッド・ボウイを支えたドラマーたちの変遷」Shinichi Takeuchi

1960〜1970年代:ミック・ウッドマンジー、エインズレー・ダンバー、トニー・ニューマン、アンディー・ニューマーク、デニス・デイヴィ

1980年代:トニー・トンプソン、オマー・ハキム、ハント・セールス

1990〜2010年代:プージー・ベル、ジョーイ・バロン、スターリング・キャンベル、ザッカリー・アルフォード、マーク・ジュリアナ

…デニス以降、ほとんどが黒人ドラマー。

 

「Interview 1: Mick Woodmansey」(2001年3月号から抜粋)

「曲に合うように叩くことは簡単だ。でも、前に聴いたことがあるような演奏をしたくない。」

 

Interview 2: Omar Hakim

「スタジオに入ったらみんなその場で曲を頭に入れて、全部耳で聴いて、一番グルーヴしてカッコいいものが見つかるまで、みんなでひたすらジャムったんだ!」

 

Interview 3: Zachary Alford」(2013年7月号から抜粋)

「デモと違うビートを叩いてたんだ。そしたらデヴィッドが"それ、いいね!”って。(…)いろんなことを試して、気に入ると"OK、これをやってみよう!"って。

 

Interview 4: Sterling Campbell

「新しいものに対応する方法を見つけた気がする」

 

「PLAYING ANALYSIS〜デヴィッド・ボウイのリズム/ドラム・トラックをひも解く〜」Hiroshi Matsuo

「Life On Mars?」「Five Years」「Let's Dance」「I Keep Forgettin’」「Dirty Boys」「Where Are We Now?」「Jamp They Say」「New Killer Star」

 

「Drummer's File〜ボウイと共演した打楽器奏者たち」

 

 

というわけでやっぱりPrinceの方は後日。

 

先日、Neu!やHarmoniaのMichael Rotherのライブへ行き、ドラムはHans Lampeだったのだけど、ギターもドラムもクールに熱くて最高!!と思って楽しんだところなので、あまり語られないボウイの音楽の「演奏」に注目するこれらの楽器雑誌の特集は他の一般的な雑誌よりも実はすごく面白い。