bowie note

David Bowieをキーワードにあれこれたどってみるノート。

I tell you we must die !

昨年末に私が「Bowie!!!」と意識してから初めての事件が起こりました。 新曲!!! Nothing Has Changed collection features new Bowie track - David Bowie Official Blog Nothing Has Changed collection features new Bowie track - David Bowie Late…

Niemand gibt uns eine Chance

これまでベルリンへは三度行ったけれど、一度も「Bowie」を意識して訪問したことはなかったので、ここ最近は一番行きたい(いっそ住みたい)街、私的ランキングNo.1。 さてそんなベルリン(西ベルリン)が舞台の映画『クリスチーネ・F』。 主人公がBowieのフ…

Astronauta de Mármore(Starman)

残暑お見舞い申し上げます。 ああ、ロクに更新しないうちに夏が終わってってしまう…!! 最近はSeu Jorgeの『The Life Aquatic』をよく聞いてました。 Life Aquatic Studio Sessions アーティスト: Seu Jorge 出版社/メーカー: Hollywood Records 発売日: 20…

Nothing will keep us together

「Heroes」が使われた青春映画、ということで、公開時に見逃していた『ウォールフラワー』をDVDで見ました。 『ウォールフラワー(The Perks of Being a Wallflower)』(2012) 原作・脚本・監督:スティーブ・チョボスキー 映画『ウォールフラワー』予告編 - Y…

『ローリングストーン日本版 特別付録:デヴィッド・ボウイINTERVIEW BOOK』2008年6月号(No.15)

友人がボウイのスパンコールお面をくれたので、ボウイ展Tシャツ着て, ボウイonボウイに。 このお面のシリーズのラインナップ、他はマイケル・ジャクソンだけらしく、ああ、お面に選ばれるべき人物…笑 と、頷きました。 さてさて。ここのところ京都みなみ会館…

All because of what you are

私の好きな「イギリスの暗い不況系映画」をなんか見たいなあ、と思って、借りてみたのが『キンキー・ブーツ』。 ニッチ市場を求める廃業寸前の老舗靴工場と、ドラッグ・クイーンのお話。 オープニングから10分くらいは相当わくわく。 私は靴好きだということ…

Remember to dance, dance, dance.

少し日が経ったけれど、こんなニュースが。 デヴィッド・ボウイ 新曲を「まもなく」発表 - amass 元のNMEの記事はこちら David Bowie confirms new music will be released 'soon' | News | NME.COM ほんとかな〜〜 とりあえず本人のものと確認されたらしい…

The Kids was just crass

1977年から1985年まで活動したアナーコ・パンクバンド、CRASSのドキュメンタリー『CRASS: There is no authority but yourself』(2006)を観てきました。 映画【CRASS:ゼア・イズ・ノー・オーソリティ・バット・ユアセルフ】予告編 - YouTube ボーカルのステ…

1977年 Part3.

公開中の映画『ホドロフスキーのDUNE』を見てきました。 映画『ホドロフスキーのDUNE』予告編 - YouTube 1975年に企画され、ホドロフスキー監督による壮大なSF映画となるはずだった『DUNE』はけっきょく「夢」のまま終わっているけれど、そこで描かれた夢は…

1977年 Part2.

最近はパンク、The Clash、Joe Strummerばかり聞いています。 私の90年代&ゼロ年代はポストパンク・リヴァイヴァルの煽りを相当受けていたので、パンクのことは「そういうものがあったらしい」、でも「その後の方が面白い」と思いこんでおりました。 ま、面…

All The Young...

先日、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』の話で、Bob Dylanの先輩、Dave Van Ronkについて言及しましたが、Dylanが憧れた人、といえばまず名前があがるのがWoody Guthrie (1912-1967)。 このWoodyに憧れ、一時期、自分も「Woody」と名乗ってバンド活動…

SONG FOR BOB DYLAN

コーエン兄弟の新作『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』を観に行ったところ、予想外にグッときて、一瞬一瞬を噛みしめながら楽しみました。 オスカー・アイザックが美声披露!映画『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』本編映像 ... 19…

50TH

今日はDavid Bowieが初めてプロとしてレコードを出してから50年目の日!らしいです。 とはいえ、「Bowie」以前、まだDavie Jonesだったころの話なので、Officialではスルーされてるっぽいのですが、ファンサイトではばっちり↓ Happy 50th Anniversary as a r…

「スーパー・バナリズムと無垢なセールスマン」デヴィッド・ボウイ(小林 等 訳):『InterCommunication』1998 Autumn No.26(pp.140-153)

前回に引き続き、Bowie関連の書籍を読む、シリーズ。 今回は数年前に別記事が読みたくて古本で買った、NTT出版が出していた雑誌『InterCommunication』にたまたま掲載されていたBowie本人による記事を。 これは美術作家のジェフ・クーンズ(Jeff Koons, 1955…

STUDIO VOICE 「特集 グラム降臨 ボウイとVelvet Years」1998年12月号

1ヶ月以上放置してました! が、その間、忙しくて疲れた時に聞くBowieの声はなんて優しくて心地よいのだろう…と何度も救われました。あとお顔を見たら妙に気持ちが和む。 ホントありがとう、Bowie!! で、前からやろうと思っていたBowieの載ってる雑誌や書…

NEU?

気負ってるとなかなか書けないのですが、noteということで、メモがわりでもええじゃないか、と思い直して書きます。 今日はDaft Punkのヘルメットを被ったBowieさんのこんな記事が出てました。 David Bowieがニューアルバムを示唆。↓ David Bowie hints at n…

Now it's time to leave the capsule if you dare.

映画『LIFE!(原題:The Secret Life of Walter Mitty)』見てきました。 「Space Oddity」が使われているというのを聞いて期待して行ったら、予想以上に絡んでて満足。Arcade Fireなども印象的に使われているけれど、「Space Oddity」に関してはBGMではなく…

Sound and Vision

春。 フレッシュな人々が闊歩していると、で、あなたは今年は何を?と問われている気分になり、はて私は何を…と目を伏せがちな季節。 確かに私の人生はもう半分くらいは終わっている。しかしまだ半分くらいはある(マエケン)、と思うために、自分の人生につ…

Can you hear it fall

しばらく放置しておりました。 1977年に注目すると、どうしてもベルリン三部作、というか、「イーノ三部作」のことになるので、そこへ流れるとBrian Enoという人は「寄り道」では済まなくて…。 先日、久しぶりに変な音楽好きの集まるBarへ行き、Enoの話題を…

Velvet Goldmine

1998年の公開時に映画館で見ていた映画『Velvet Goldmine』を久々にDVDで観ました。 当時、グラムの知識ゼロで映画館へ観に行き、一応STUDIO VOICEのグラム特集も買って、Bowieのベスト盤だけは借りて聴いてみたけれど、全体的にピンと来なかった。 今回はし…

1977年 Part1.

90年代後半のミニ・シアターはユアン・マクレガーがスターだった。 『トレインスポッティング』(1996年)から『ベルベット・ゴールドマイン』(1998年)。 その後はもっと大きなスクリーンへと移って行ったけれど。 当時映画館で見て以来、久々に『トレイン・ス…

Rock'n' Roll Suicide

インド映画『きっとうまくいく』(2009)は、笑いと涙と歌と踊りと強さと優しさと美しさと可笑しさの入り交じった、すごい映画なので世界中でウケたというのも大変納得。 『きっと、うまくいく』ボリウッド4予告 - YouTube この映画の中にたびたび現れるモチー…

Look Back In Anger?

Brit Awards 2014, Best Solo Male Artist Winner is.... Kate Moss accepts David Bowie's Brit Award in his Ziggy Stardust playsuit | Mail Online 動画→* なにせ新参者のファンなので、リアルタイムに何か動きがある、ということがまだなく、賞ショー…

Why can't give love that one more chance?

Bowieは有名曲をあつめたベスト盤を聴くより、アルバム1枚聞いたほうが絶対面白い。と思っていたのですが、アルバムとは関係なく非常にハマって、毎日何度も聞いていた曲、Queenとの共作「Under Pressure」(1981年)です。 元の詩はこちら→* 日本語は拙訳…

C'mon, let's go Slip away

ほぼ2ヶ月でBowieのオリジナルアルバムを一気に集めて聴いたので、どこかの時代に思い入れがあるor思い出があるということもなく、好みに従って好きなものは何度も繰り返して聞いており、やはり名盤と名高いだけのことはある…と納得しまくった『ジギー』と…

Love, love will tear us apart again

Joy Divisionが好きだったので、バンド名が以前はWarsawだったってことまでは承知していたけれど、それがDavid Bowieの曲名だとは知らなかった。 何かで読んだことがあったとしても、忘れてしまってた。 「Warszawa」はアルバム『Low』(1977年1月14日発売)…

If I can't be with you

2013年10月27日にBowieのオフィシャルサイトには次のように書かれていた。 R.I.P. Lou Reed It is with great sadness that we report the death of Lou Reed, who died today aged 71. (March2, 1942-October 27, 2013) David Bowie said of his old friend…

Oh God, I could do better than that

鬼の日! ロックなお面をかぶって豆撒きしました。 Bowieで繋がる4人組。 Round 1 ) David VS Iggy fun time, iggy pop & david bowie - YouTube Round 2 ) Mick VS David David Bowie & Mick Jagger - Dancing In The Street ... Round 3 ) Lou VS…

Don't Deceive with belief

節分用の鬼のお面、あと二つ追加で作りました。 1本角鬼(黄鬼&赤鬼)VS 2本角鬼(青鬼&緑鬼)の戦いです! はい。 『Hunky Dory』に入っている「Quicksand(流砂、砂地獄)」の話をします。 砂地獄ってこういうのですよね?↓ 安部公房原作の映画「砂の女…

The Earth is A Bitch

昨年日本語版も発売されたPaolo Hewittの『David Bowie Album by Album』の帯で、「なんだかんだ一生あなたの虜。でもそれでよかったです」と述べていた吉井和哉氏は、1997年3月発売の『ニュー・ルーディーズ・クラブ vol.15』(シンコー・ミュージック)に…