bowie note

David Bowieをキーワードにあれこれたどってみるノート。

2014-01-01から1年間の記事一覧

Can you hear it fall

しばらく放置しておりました。 1977年に注目すると、どうしてもベルリン三部作、というか、「イーノ三部作」のことになるので、そこへ流れるとBrian Enoという人は「寄り道」では済まなくて…。 先日、久しぶりに変な音楽好きの集まるBarへ行き、Enoの話題を…

Velvet Goldmine

1998年の公開時に映画館で見ていた映画『Velvet Goldmine』を久々にDVDで観ました。 当時、グラムの知識ゼロで映画館へ観に行き、一応STUDIO VOICEのグラム特集も買って、Bowieのベスト盤だけは借りて聴いてみたけれど、全体的にピンと来なかった。 今回はし…

1977年 Part1.

90年代後半のミニ・シアターはユアン・マクレガーがスターだった。 『トレインスポッティング』(1996年)から『ベルベット・ゴールドマイン』(1998年)。 その後はもっと大きなスクリーンへと移って行ったけれど。 当時映画館で見て以来、久々に『トレイン・ス…

Rock'n' Roll Suicide

インド映画『きっとうまくいく』(2009)は、笑いと涙と歌と踊りと強さと優しさと美しさと可笑しさの入り交じった、すごい映画なので世界中でウケたというのも大変納得。 『きっと、うまくいく』ボリウッド4予告 - YouTube この映画の中にたびたび現れるモチー…

Look Back In Anger?

Brit Awards 2014, Best Solo Male Artist Winner is.... Kate Moss accepts David Bowie's Brit Award in his Ziggy Stardust playsuit | Mail Online 動画→* なにせ新参者のファンなので、リアルタイムに何か動きがある、ということがまだなく、賞ショー…

Why can't give love that one more chance?

Bowieは有名曲をあつめたベスト盤を聴くより、アルバム1枚聞いたほうが絶対面白い。と思っていたのですが、アルバムとは関係なく非常にハマって、毎日何度も聞いていた曲、Queenとの共作「Under Pressure」(1981年)です。 元の詩はこちら→* 日本語は拙訳…

C'mon, let's go Slip away

ほぼ2ヶ月でBowieのオリジナルアルバムを一気に集めて聴いたので、どこかの時代に思い入れがあるor思い出があるということもなく、好みに従って好きなものは何度も繰り返して聞いており、やはり名盤と名高いだけのことはある…と納得しまくった『ジギー』と…

Love, love will tear us apart again

Joy Divisionが好きだったので、バンド名が以前はWarsawだったってことまでは承知していたけれど、それがDavid Bowieの曲名だとは知らなかった。 何かで読んだことがあったとしても、忘れてしまってた。 「Warszawa」はアルバム『Low』(1977年1月14日発売)…

If I can't be with you

2013年10月27日にBowieのオフィシャルサイトには次のように書かれていた。 R.I.P. Lou Reed It is with great sadness that we report the death of Lou Reed, who died today aged 71. (March2, 1942-October 27, 2013) David Bowie said of his old friend…

Oh God, I could do better than that

鬼の日! ロックなお面をかぶって豆撒きしました。 Bowieで繋がる4人組。 Round 1 ) David VS Iggy fun time, iggy pop & david bowie - YouTube Round 2 ) Mick VS David David Bowie & Mick Jagger - Dancing In The Street ... Round 3 ) Lou VS…

Don't Deceive with belief

節分用の鬼のお面、あと二つ追加で作りました。 1本角鬼(黄鬼&赤鬼)VS 2本角鬼(青鬼&緑鬼)の戦いです! はい。 『Hunky Dory』に入っている「Quicksand(流砂、砂地獄)」の話をします。 砂地獄ってこういうのですよね?↓ 安部公房原作の映画「砂の女…

The Earth is A Bitch

昨年日本語版も発売されたPaolo Hewittの『David Bowie Album by Album』の帯で、「なんだかんだ一生あなたの虜。でもそれでよかったです」と述べていた吉井和哉氏は、1997年3月発売の『ニュー・ルーディーズ・クラブ vol.15』(シンコー・ミュージック)に…

Wham Bam Thank You Ma'am!

グラミーを逃したBowieが実はNile Rodjersに付いてきていて、Major Tomの格好でDaft Punkに混ざっていた、という妄想。 Daft Punkが3人組に! はい。 さて、昨日に続いてキューブリック。 『時計仕掛けのオレンジ』。イギリスの公開は'71年末らしく、ちょう…

Can you hear me, major Tom ?

Brelからつながって、スタンリー・キューブリック。 1968年11月、『2001年宇宙の旅』を見たBowieは、宇宙、宇宙の生命体、宇宙飛行士に興味を抱き、12月には『2001年宇宙の旅(Space Oddisey)』をもじったタイトルの『Space Oddity』を作曲。プロモーション…

My death waits there, in a double bed

先日、カラックスのアレックス3部作とBowieのことを書いたけれど、触れなかった『Pola X』の音楽はScott Walkerだったことを思い出した。Bowieのこと辿ってると、ああ、ここでもあそこでもつながってた!というのが次々と出てきて、とてもとても面白い。 Bo…

Twinkle twinkle Uncle Floyd

bowie noteと名付けてみたけど、その名をググッたら、こんな画像が。 2008年、ロンドンのブリクストン・エリアで発行された「ブリクストン・ポンド」、10ポンド紙幣に描かれているのは、この地区で生まれたBowie。 …欲しい! この地域でしか使えない地域通貨…

I'll take you with me riding on a golden horse

レオス・カラックスの『HOLY MOTORS』は去年見た映画の中で一番、というくらいに気に入った。 www.youtube.com それから寡作なカラックスの過去作を見直ていくと、所謂「アレックス三部作」にはいつもBowieの曲が印象的に使われていたことを知る。 『ボーイ…

crystal japan

Louis VuittonのCMでノックダウンされたわけですが、Bowieは1980年に日本の宝酒造「純」のCMに出ていたらしく、こちらがその映像。 David Bowie on Jun Rock Japan and Vittel - YouTube 曲はこのために書き下ろされ、日本でのみシングル発売された「クリス…

I'd rather be high

"bowie note"なんて始めてみましたが、私のウリは何よりもファン歴の浅さです。2013年11月17日、Twitterで知ったこのCMを見た時から今日まで、まだ約2ヶ月。 L'Invitation au Voyage - Venice Film from Louis ... 『アマデウス』と『ラビリンス』の仮…

it's time to leave the capsule if you dare

David Bowieやロックについてのノートです。 今日は節分にむけて鬼のお面を作りました。