私が我慢している間にQUEENの映画は大ヒットしているようで、くぅー、とまだ我慢しながらStonesに足をつっこんだりして、危険!と思っていたら、やってきた心の曇天。
それはもうじゃああれでしょう。
と、JOY DIVISIONを久しぶりに聞き出したらスッッとハマる。
部屋のアンプ交換後、まだちゃんと聞いてなかったCDがイチイチ良すぎ問題。
さらに数年前にダビングしたドキュメンタリー(2007)をやっと見て、どっぷり。
"Joy Division" documentary Trailer
一番よく聞いてた頃はまだBowieもIggyもちゃんと聞いたことなかったので、こんなにもIanに2人の影があったのか、と驚く。
ここはBowie "note" なので、整理。
1976年6月4日(金)、BernardとPeter Hookが地元マンチェスターのFree Trade HallでSex Pistols(ピストルズにとって初めてのロンドン以外でのライブ)を見て衝撃を受け、バンドを結成。観客は全部で42人。
この時の話は映画『24 Hour Party People』にも。
THE GIG THAT CHANGED THE WORLD
Virgin Recordに出した「ボーカル募集」の広告を見たIan CurtisがBernardに電話してくきてバンドに加入。
1977年1月14日 David Bowie『Law』発売。
3月18日 Iggy Pop『The Idiot』発売。
2015年のBarnardのインタビューを参照すると…
ニュー・オーダー、ダンスロックへの回帰に成功した内部事情 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
BernardがIanの家に寄った際に、『The Idiot』を聞かされる。
そのすぐ後にIggyのマンチェスターライブにみんな行く。
*この辺は記憶違いなのか、IggyのIdiotツアーのマンチェスター公演は3月3日なので、アルバム発売日より後。あるいは秋にもまたIggyは同会場(Apollo)でライブをしているので、そっちのことなのか…
もしこの3月のライブを見ているのなら、キーボードはBowieだったはず。
Iggy Pop The Passenger Live Manchester Apollo 1977
BuzzcocksのPete ShelleyとマネージャーRichard Boonはバンド名としてStiff Kittensを提案するも、『Law』の曲名からとって、Warsawとする。
5月29日 Warsaw デビューライブ(the Electric Circus)
対バンはBuzzcocksとPenetration、John Cooper Clarke。
前にまとめた1977年あたりの話。
Love, love will tear us apart again - bowie note
さて。
1976年のPistolsと同じほど衝撃を受けたらしい1977年のIggyライブから38年経って、IggyがNew Orderのアルバムにゲスト参加していたことに、なぜか今まで気づいていなかったことが判明。
Joy Divisionはともかく、しばらくNew Orderを全然聞いてなかったので、2015年の新譜も買ったものの、気分じゃない、と寝かしていたので…
驚き。
そしてこんな共演も。
"Love Will Tear Us Apart" by Iggy Pop & Bernard Sumner of New Order at Carnegie Hall
Ian、ホントこれ天国から見て笑ってただろうな。
そして天国に旅立ったばかりのPete Shelleyも。