Bowie Study、自分でノートにボウイ・クロニクルを作っていってて、まだ1968年なんですが、色々知らなかったことが整理できて良いです。
今日は68年にBowieが曲を提供し、Chorusとしてレコーディングにも参加したThe Beatstalkersに行き当たりました。
彼等の音源はすでにyoutubeで聞いたことがあったけれど、どういう関係だったのか知らず、調べてみてびっくり。
こんな記事に行き当たりました。
まずThe Beatstalkers自体はグラスゴー出身のバンドで「スコットランドのビートルズ」と呼ばれていたらしい。そして60年代後半、Bowieと同じKen Pittがマネージメントを行っていた関係で、Bowieが3曲を提供。
いずれの曲も、アメリカ的なサウンドを目指していた彼等にとってはあまりに「イギリス過ぎる!」ということで、シングルB面に。
Bowieの音楽が当時「イギリス過ぎる」と判断されたというのが面白い。
The Beatstalkers - Silver Tree Top School For Boys
↑Bowieがコーラス参加
The Beatstalkers - When I'm Five
メンバーの一人、Alan MairはBowieと仲良くなり、彼の小さな息子Frankie Mair(4)は、Bowieの1st アルバム収録の曲「Little Bombardier」に登場する。
David Bowie - Little Bombardier (BBC - Top Gear - 1967)
BowieはThe Beatstalkersのレコーディングで「イングリッシュ」アクセントの指導をし、AlanはBowieにこの曲で「スコットランド」アクセントの指導をしたそう。
その後、バンドは解散。AlanはPittの事務所で働く傍ら、ケンジントン・マーケットで「ブーツ」を売っていたそう。
このブーツ屋には一時、後にQueenのボーカリストになるフレディー・マーキュリーが働いていた。そして「Space Oddity」で初ヒットを飛ばしたBowieが妻Angieとブーツを買いにこの店を訪れた時に、Bowieの接客をしてサイズを合わせてあげたのはフレディだったのだそう。
Queen & David Bowie - Under Pressure (Classic Queen Mix)
そんなキーパーソン、Alan Mairはその後なんとThe Only Onesのベーシストに!!!
今日一番びっくりしたポイントは、ココです。笑
The Only Ones - Another Girl Another Planet. Live 1979