bowie note

David Bowieをキーワードにあれこれたどってみるノート。

I'm a born librarian with a sex drive

映画『DAVID BOWIE IS』観てきました。

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( ↑ 映画館名のシール、ココに? 笑)

 

大スクリーンでボウイを観るのは、たぶん『地球に落ちて来た男』の90年代のリバイバル上映時以来です。

なのでまあ10メートル以上の大きさのボウイ、大音量、それだけで満足っすよ。

(音質イマイチだったけど)


初出し!映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』トレイラー“元素周期表編”日本語字幕版 - YouTube

 

映画はみんなの思い入れの強さ、ボウイの影響力の大きさ、などに感心するとともに、最初の「ライス」作品で示されるように、戦後すぐのイギリスに生まれた大勢の「David」の一人であるBowieが、自分の意志でスターになっていったことが一番感動的でした。

如何に美しくて才能があっても、誰かがスターにしようとしてできるもんじゃなくて、人並み外れた本人の姿勢と疲れ知らずの世界への好奇心がなくては。

そしてただしい芸術家の在り方。

もちろん命を削って作った作品が、思ったように受け取られることは喜びだろうけれど、作品を出す者は、作品のとらえ方は受け手に一任すべきだと思っているので、寛容さというのとは違うかもしれないけれど、やはり「開けた」存在であることが大事だと思う。

ボウイもほんと様々な形で作品をこちらに投げてくれている。あとはどうぞ、と。なので「David Bowie is…」の続きは当然、人それぞれ、千差万別になる。やっぱこんなに面白い存在、他にいない。

 

これまで特に思い入れのなかった曲だけど、大画面でビデオ観たらすごく面白いな〜って思った曲は「Little Wonder」でした。


David Bowie - Little Wonder Official Video HD [Best ...