今年度は毎木曜に古川町商店街を通ってたんですが、今日がラストだったので、思い切って「八幡巻」を買いました。
八幡巻とは、うなぎをゴボウに巻き付けたもの。
Bowieが買ってたもの。
うしろに写ってる漬け物屋はもうないけど、うなぎ屋の方はご健在です。
「亡くなりましたね」と言ってみると、「ねえ」という素っ気ない感じだったけど、いつもより売られてる八幡巻の数が多かったので、買いに来る人が増えたのかもと推測。
この写真が撮られたのもすぐ近く。
いまはもう電話BOXはないんだけど。
このBOXのあった場所を探したくて、京都生まれ京都育ちの父に聞くも、分からず。
Bowieファン仲間の方から、後に写っている看板が手がかりでは、とヒントを頂き、資料館まで当時の電話帳を調べに行って見つけたときは「まさかあそこだったのか!」とすごく驚きました。
なぜなら1980年のこの道は「あるモノ」が絶対写ってるはず、と、父も私も思い込んでいた場所だったから。
その「あるモノ」とはコレです。
1997年に地下にもぐるまで、地上を走っていた京阪京津線。
この界隈を歩くときはいつもBowieはどんな気持ちで歩いたんだろう、と想像してた。
初めて食べた八幡巻は私の想像よりもだいぶ美味しかったので、きっとBowieの京都での気持ちも私の想像よりずっとずっと美味しくて豊かだったのだろう。