BOWIE in early 21st century
6月に東京であったカーネーション35周年ライブは、行きたかったけれど、まだカーネーションに入門していなかったので、我慢した。
ムーンライダーズは好きなのに、なんとなく、「そのうち」って思ってて。
でもあまりにライブが良かったようなので、腰をあげて1st Albumから聞き出すと、めっちゃ良くて、どのアルバムもすごく好きで、後悔。
もっと早くハマればよかった。
順に買ってるので、いままだ『LIVING/LOVING』までしか聞いてないけれど、その1つ前の『LOVE SCULPTURE』(2000)がめちゃくちゃポップでいろんな引用があって面白く、いま一番よく聞いてる。
ぼーっと聞いてて「あれ?ボウイ?」ってなった「恋するためにぼくは生まれてきたんだ」は、他にも色々と引用がニヤっとなる名曲。
まず冒頭および後半にもでてくる「Stay」はこの曲らしい。
(このブログで学びました→☆)
FRANKIE VALLI AND THE FOUR SEASONS stay
そして間奏、2:55くらいから聞こえてくるのが、まずJBなギター。
そして「P-FUNK GUITARIST」って言う声。(聞き取れてるのか怪しいけど)
それから「Fa fa …」というBowieの「Fashion」を思い出すコーラス、
それからBowieの「Red Money」の「And I knew I must not drop it, Stop it, take it away」を明らかに彷彿させながら「come on come on take it away」というコーラス。
太田さんがhmvのサイトで2016年に10曲選んだリストは、ボウイがよく絡んでた。
この曲が2000年。
2003年は菊地成孔が「FAME」をやっていた。
昨日久しぶりに菊地ライブに行って思いだして、部屋を漁ると、DCPRGの2003年のミニアルバム?で「FAME」が出てきた。こんなのあったの忘れてた。
ネットに音源はなかったけど、2003年はSPANK HAPPYのアルバム『Vendôme,la sick Kaisek』が出た年で冒頭が「FAME」。
コチラはネットにあがってた。
DCPRGバージョンはもう少しこれより原曲に近い感じ。
ところでこのSPANK HAPPYのアルバム二曲目「chic」は、実はBOWIEの「Fashion」のコード進行で作った曲だそう。当時、死ぬほど聞いてたアルバムだったのに、今知った(というか当時Bowieを聞いてなかったから読んでもピンと来なかった)。