今日はブックオフの500円コーナーでこんなブート?を発見。
Pt2なのが気になる。Pt1もあるのかな?
1990年のツアー音源で、全然持ってないものだったので、面白いです。
David Bowie - Young Americans/Suffragette City ...
1990年か〜〜
ここ数日、キッカワに思いを馳せていて痛感していたのが、私は1989年と1990年の2年間だけ、めちゃくちゃ売れた曲と聞いてた曲が一致している、という事実。
その2年間のベスト100とか、ほんと全部歌えると思う。そんなの他の年ではあり得ないし、この頃の音を聞くと、どうにもたまらない気分になる。
一番ぐさっとくるのは「恋とマシンガン」。あとその名のとおり「1990」。Complexです。
キッカワ話に戻ってきた。笑
今日はブックオフでこの雑誌も購入。
「ロックジェット」2013年夏号。 Vol.52
吉川晃司のインタビューより。
ーエルヴィス・プレスリー的なかっこよさは中学、高校の時からのものなのですか。
吉川 知らなかったんですよ。最初、外国の方に言われたんです。「おまえ、エルヴィスが好きだろう。もみあげもあるし」って(笑)。そう指摘されてから、エルヴィス・プレスリーのビデオを買って、観たんです。
(略)
ユニセックスというか、女性的な細い衣装に憧れてね。パンクの衣装もそうでしたよ。デヴィッド・ボウイとかデヴィッド・シルヴィアンとかもかっこよかった。
当時、ナスターシャ・キンスキーが好きで、『キャット・ピープル』(1982年)という映画を観に言ったら、デヴィッド・ボウイの〈キャット・ピープル〉っが流れたんです。なんだ、この低い声は、かっこいいなあ、と思って。
で、その当時やっていたバンドで、「デヴィッド・ボウイをやろう」と言ったら、誰も手を挙げてくれなかったですね。「そんなの、歌物じゃん」と。みんな、歌物はやりたがらなかった。ま、ともかく当時、俺が一番影響を受けたのはデヴィッド・ボウイですかね。
デビュー当時のレコードは、(アメリカ)西海岸系のサウンドだったので、「ちょっと、みなさん、イギリスに行きましょうよ」と言って(笑)。
(略)
25, 26歳の頃だったか、デヴィッド・ボウイさんと対談したんです。いざ会ってみたら身長はゆうに185はあるし、身体もゴツいんですよ。えっ全然華奢じゃないじゃん、と思って。細身で小さめの人というイメージがあったんですけどね。
David Bowie - Cat People (Putting Out Fire) Music ...
と、いうことで、吉川デビューは1984年なので、そらもう日本は一番のボウイブームだったでしょう。
低音を活かした歌い方に影響ある、と思ってたけど、やはり。「Cat People」がきっかけだったのか〜。
そして彼らが対談したのは1990年頃だと思われるので、Tin Machineでの来日中。実際、吉川182センチ、Bowieは178センチくらいらしいので、ごつく見えたのは、Tin Machineのイメージのせい?
さて、日本のボウイ、というとおそらく吉川よりも先にジュリーの名があがると思われるけれど、吉川のデビュー映画『すかんぴんウォーク』を観ると、如何に当時、ジュリーが大きな影響を持っていたかが痛感されて、吉川の歌い方や声までもジュリーが潜みまくってた。その後、おそらくボウイの影響で歌唱方法が変化。
↓
1990年の吉川。
ちなみに1990年のジュリー(作曲は「モニカ」と同じNOBODY)