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bowie note

David Bowieをキーワードにあれこれたどってみるノート。

BLACK MUSIC

先日、ひさしぶりに双葉双一のライブに行って来まして、彼はほんと不世出(?)の天才の1人だと思ってるんですが、あとでなんとなく検索してたら、「双葉双一を知るための10曲」というので「Ashes to Ashes」を選んでいるのを見つけました。

musicshelf.jp

 

ふむふむ。納得。

かれは初期ボブ・ディランの感じが強くある人だけど、その特異な容姿、たたずまいの活かすことをちゃんと意識してたんだなー、と。

そして私も「私を知るための10曲」には是非「Ashes to Ashes」が入れたいです。

あと双葉の「瞬き分の夜」も入れたいです。


双葉双一 瞬き分の夜 荻窪ヴェルベットサン060909 - YouTube

 

さて、本日はこんな記事も出てました。

bmr.jp

 

このケンドリックのアルバムリード曲「i」のPVは去年いちばん「かっこいい!!」と震えたもの。


Kendrick Lamar - i (Official Video) - YouTube

 

そしてJTNCに登場するジャズミュージシャンの面々と接近したアルバムもめちゃくちゃ良かった。


Kendrick Lamar - For Free? (Interlude) - YouTube

 

先の記事から引用すると、

 

ボウイの長年のプロデューサーで、『★』にも携わるトニー・ビスコンティ(Tony Visconti)が、米Rolling Stone誌の取材に対して明かしたところによると、新しいことに挑戦しようとしていたボウイは意図的にロックではない方向性を求めていたという。「我々はケンドリック・ラマーをよく聴いていたよ。ケンドリックがとてもオープンマインドであること、そして彼がストレートなヒップホップ作品にしなかったという事実が気に入ったんだ。彼はあらゆることをやってのけた。そしてそれこそ我々がやりたいことだったんだ。様々な意味で、最終的な目標はロックから離れることだった」と振り返っている。新作ではジャズだけでなく、ヒップホップ、クラウトロック、ポップなど様々な表現を取り入れ、ひと言でジャンルを言い表せないような、混ぜ合わさったサウンドになっているという。

 

とのこと。

Bowieはジギー後にもずんずんとソウル・ミュージックに接近していったけれど、今回もアフリカンアメリカンの音楽へ。

ところで彼が着ていたこのシャツは、ジバンシィのものらしい。

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そしてこのジバンシィのコレクションは、「星条旗」が着想になったとのこと。

www.fashion-press.net

 

そんなに単純なことじゃないのだろうけれど、ブラックスター★は、豊穣な音楽を生み出し続けているアフリカンアメリカンのことをほのめかしととれるのかもしれない。

 

ところで最近、西寺郷太マイケル・ジャクソンの本を読んでます。 

新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書

新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書

 

 

マイケルについて詳しいわけではなかったので、とても新鮮で面白い。

マイケルがそんなにフレディー・マーキュリーに心酔していたとは知らなかった!

あと、クインシー・ジョーンズがプロデュースした名盤3枚において、クインシーは「一貫してマイケルに〈ブラック・ミュージック〉の枠を守らせようとした」けれど、「後にマイケルの暴走により《スリラー》で〈ブラック・ミュージック〉の枠を壊し、飛び越える〉という偉業を結果的に成し遂げてしまう」(P122)というのが面白かった。

所謂「ブラック・ミュージック」に詳しくないせいか、なぜマイケルが「ソウル」や「R&B」ではなく、「ポップ・スター」として扱われているのか、いまいち腑に落ちてなかったけれど、だいぶ分かってきました。

 

あとマイケルがだんだん「白く」なっていくことに関しては、「白人への憧れによる白人化」などではなく、病気による不可抗力の変化、というよりその病状のカバー

 だったという事実の通り、彼の音楽が「一方向」的な志向では決して出来ていないということの証明だと思われます。本書で書かれているように、マイケルは「黒人」だから「黒人音楽」を期待されている、というような状況を打ち破りたかったのだろうし、彼の求める新しい音楽はそのような枠組のずっと先にあったのでしょう。

 

Bowieとマイケルには間接的な関係しかなかったけれど、その境界の破壊力と創造力には同じ風格があるような印象。

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イマンはマイケルとがっつり共演。


Michael Jackson - Remember The Time - YouTube

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