bowie note

David Bowieをキーワードにあれこれたどってみるノート。

'Tis a pity she was a whore

ついにもう一つの新曲「'Tis a pity she was a whore」がダウンロード発売!

さっそく買い求めると、これがあまりにツボにはまり過ぎて、延々とリピートしています。

ああ。

まさかこんなの出してくるとはなーー。

予想外だったけれど、全然予想内でもある。いまは彼の出してくる音は全部信用できるという確信。

具体的に言うと、今年よく聞いた新譜の一つがENO・HYDEの2枚だったのだけど、音的にはそれらを少し思い出す感じ。しかしそこには「あ!Bowieだ!」という憎すぎるコード進行が使われていて、ENOたちがアフリカ志向だったのに対し(フェラ・クティのデジタル化がテーマの一つだったらしいので)、やっぱりBowieはヨーロッパだなあ…NYに住んでても…と納得。

一年前にBowieにはまったきっかけはヴィトンのCMだったのだけど、もちろんあの素晴らしい美術と映像全体があってこそ、だけど、一番心捕まれたのは「I'd rather be high」のコード進行だったんでした。やっぱ惹く力が強いわーコードは。和。

 


David Bowie - 'Tis A Pity She Was A Whore - YouTube

 

この曲のタイトルは日本語では通常『あわれ彼女は娼婦』。

17世紀イギリスで活躍した戯曲家、John Fordの作品名。

でもまだ歌詞をちゃんと読もうという気にならない。もう「Pity」って何度も歌うあの部分で全て了解した気分。

 


’Tis A Pity She Was A Whore available now - David Bowie Latest News

 

Bowieさん、どんどん出して!!!!

 

さて、もう1つ。

かつて何度も出ていたレアトラック集、「Sound + Vision」の初日本版が出る、ということで注文していたものが届きました。

いま新曲で忙しいからねーーと言いながら1枚目だけ聞いたら、これ私が中古で買い集めたCDより全然音がええじゃないか!うわーーかっこいいーー

レアトラック集なだけあって、「え!こんなのあるんだ」という曲もあって、内容的には大変満足(というか、満足に追いつけないくらい充実)。

なのだけれど、この日本語ブックレットの表紙右下の文字はふざけているんですか?中身のフォントとレイアウトも、海外で見かける日本語状態なんですけど…。

 

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