bowie note

David Bowieをキーワードにあれこれたどってみるノート。

FILM

Revolutionary

Bowieがコーラスだけを務める変な歌、『革命の歌』。 David Bowie - The Rebels The Revolutionary Song. この歌が流れる『ジャスト・ア・ジゴロ』の監督が、『欲望』の俳優さんだって、知らんかったんですけど!! 『ジャスト・ア・ジゴロ』を初めて見たの…

ZIGGAY

関東では去年から色んな場所で上映されていたのに、関西はなっかなかだった『ジギー・スターダスト』がようやく京都から公開開始。 しかもミック・ロック写真展会場とぼちぼち近いので、上映前に寄って来ました。 平日夕方。誰もいなくてじっっっくり見られ…

ROCK! SHOT!

京都水無月ボウイ祭り goes on。 ミック・ロックのドキュメンタリー『SHOT!』は京都が先行公開中。 17日、初日の志磨さんゲストのトークイベント回に行きました。 公式レポートはこちらに。 kyoto-antenna.com ミック本人による自伝というような作りなので…

Choose LIFE

20年一昔。 10年前のものはダサイけど、20年前のものはかっこいい。 1996年に公開された映画『Trainspotting』(原作は1993年刊行)の中で、イギー・ポップファンの主人公達は、女の子たちには「そのジギー・ポップとかいう人はまだ生きているのか?」と聞か…

Till Dawn

爆音映画祭へ再度。 目当ては『Born To Boogie』!!! リンゴ・スター監督のT.Rex映画☆☆☆ Marc Bolan - Born To Boogie Movie Trailer..1973 いつもなんでT.Rexの音はあんなに厚くてキラキラしてて派手なのかな、と、その秘密を探ろうと耳と目を凝らしたの…

They fell to us and stayed...

神戸爆音映画祭に行って来ました! 『地球に落ちて来た男』 そして『Sign 'O' The Times』 前者は1975年7月から撮影されたので、Bowie、28歳の時の作品。 後者は1987年5月から撮影されたので、Prince、28〜29歳の時の作品。 美しき同い年の2人。 どちらのDVD…

Baby Loves That Way

雨の日曜。 そろそろ5月が終わってしまう。 昨日ははじめて(そして最後に)リアルタイムで入手したPrinceの『HITnRUN phase2』の日本盤を聴いて興奮(DLではなくCDで聞いて音がいいのはもちろん、なんというか「声」の魅力が凄くて)、さらに岡村ちゃん幸…

JUST A GIGOLO

毎日たくさんの「新しいボウイ情報」が発掘されてくる、という不思議な2016年を過ごしてますが、気づけば3月。 49日も過ぎて、春が近づいてきました。 まったく言葉遣いはうろ覚えですが、かつて菊地成孔が悲しみという甘い享楽というようなことを書いてるの…

NIGHT FLIGHTS

ずっと見たかったDVDが適当な値段で売ってたので、購入。 『スコット・ウォーカー 30世紀の男』 監督:スティーヴン・キジャク エグゼクティヴ・プロデューサー:ディヴィッド・ボウイ Scott Walker: 30 Century Man - Official Theatrical Trailer まだScot…

火星に一人

★から1ヶ月。 重力波の観測成功。 などなどありますが、『オデッセイ(原題:The Martian)』を見てきました。 火星に一人、あなたならどうする? The Martian | Official Trailer [HD] | 20th Century FOX マニアックな映画しか見に行かないと思われてそう…

Merry Christmas, Mr. Lawrence !

昨日は友人や友人の友人などが集まって、みんなで『戦場のメリークリスマス』を観ました。 無駄に本気ぽいフライヤーを作ったりして。 ちょうどリデザインで「OSHIMA GANG」Tシャツが販売していたので、購入し、着用! これです。これホント良い写真。 大島…

Forget that I'm fifty

以前、「Cracked Actor」は映画『サンセット大通り』のイメージが使われている、と教えていただき、見なければ!と思いながら、なかなか…だったのですが、先週、バスター・キートンにハマったので、キートンも出ているなら尚のこと見なければ!!と、決意。…

BE MY WIFE

あっという間に2014年も残りわずか。 いろいろとできなかったことばかりが頭に浮かんできますが、今年は恋多き女となって、BowieをはじめJoe Strummerにハマり、これでもう終わりか、という今になってBuster Keatonの映画を初めて見て、すっかり惚れました。…

But I try, I try

1ヶ月ほど空いてしまいました…。 やっと『フランシス・ハ』、見てきました! 予告編から、完全にBowieの「Modern Love」が、カラックスの『汚れた血』オマージュで使われていることが強調されていたので、大変楽しみにしておりました。 (以前、『汚れた血…

Niemand gibt uns eine Chance

これまでベルリンへは三度行ったけれど、一度も「Bowie」を意識して訪問したことはなかったので、ここ最近は一番行きたい(いっそ住みたい)街、私的ランキングNo.1。 さてそんなベルリン(西ベルリン)が舞台の映画『クリスチーネ・F』。 主人公がBowieのフ…

Nothing will keep us together

「Heroes」が使われた青春映画、ということで、公開時に見逃していた『ウォールフラワー』をDVDで見ました。 『ウォールフラワー(The Perks of Being a Wallflower)』(2012) 原作・脚本・監督:スティーブ・チョボスキー 映画『ウォールフラワー』予告編 - Y…

All because of what you are

私の好きな「イギリスの暗い不況系映画」をなんか見たいなあ、と思って、借りてみたのが『キンキー・ブーツ』。 ニッチ市場を求める廃業寸前の老舗靴工場と、ドラッグ・クイーンのお話。 オープニングから10分くらいは相当わくわく。 私は靴好きだということ…

The Kids was just crass

1977年から1985年まで活動したアナーコ・パンクバンド、CRASSのドキュメンタリー『CRASS: There is no authority but yourself』(2006)を観てきました。 映画【CRASS:ゼア・イズ・ノー・オーソリティ・バット・ユアセルフ】予告編 - YouTube ボーカルのステ…

1977年 Part3.

公開中の映画『ホドロフスキーのDUNE』を見てきました。 映画『ホドロフスキーのDUNE』予告編 - YouTube 1975年に企画され、ホドロフスキー監督による壮大なSF映画となるはずだった『DUNE』はけっきょく「夢」のまま終わっているけれど、そこで描かれた夢は…

SONG FOR BOB DYLAN

コーエン兄弟の新作『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』を観に行ったところ、予想外にグッときて、一瞬一瞬を噛みしめながら楽しみました。 オスカー・アイザックが美声披露!映画『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』本編映像 ... 19…

Now it's time to leave the capsule if you dare.

映画『LIFE!(原題:The Secret Life of Walter Mitty)』見てきました。 「Space Oddity」が使われているというのを聞いて期待して行ったら、予想以上に絡んでて満足。Arcade Fireなども印象的に使われているけれど、「Space Oddity」に関してはBGMではなく…

Velvet Goldmine

1998年の公開時に映画館で見ていた映画『Velvet Goldmine』を久々にDVDで観ました。 当時、グラムの知識ゼロで映画館へ観に行き、一応STUDIO VOICEのグラム特集も買って、Bowieのベスト盤だけは借りて聴いてみたけれど、全体的にピンと来なかった。 今回はし…

Rock'n' Roll Suicide

インド映画『きっとうまくいく』(2009)は、笑いと涙と歌と踊りと強さと優しさと美しさと可笑しさの入り交じった、すごい映画なので世界中でウケたというのも大変納得。 『きっと、うまくいく』ボリウッド4予告 - YouTube この映画の中にたびたび現れるモチー…

Love, love will tear us apart again

Joy Divisionが好きだったので、バンド名が以前はWarsawだったってことまでは承知していたけれど、それがDavid Bowieの曲名だとは知らなかった。 何かで読んだことがあったとしても、忘れてしまってた。 「Warszawa」はアルバム『Low』(1977年1月14日発売)…

Wham Bam Thank You Ma'am!

グラミーを逃したBowieが実はNile Rodjersに付いてきていて、Major Tomの格好でDaft Punkに混ざっていた、という妄想。 Daft Punkが3人組に! はい。 さて、昨日に続いてキューブリック。 『時計仕掛けのオレンジ』。イギリスの公開は'71年末らしく、ちょう…

Can you hear me, major Tom ?

Brelからつながって、スタンリー・キューブリック。 1968年11月、『2001年宇宙の旅』を見たBowieは、宇宙、宇宙の生命体、宇宙飛行士に興味を抱き、12月には『2001年宇宙の旅(Space Oddisey)』をもじったタイトルの『Space Oddity』を作曲。プロモーション…

I'll take you with me riding on a golden horse

レオス・カラックスの『HOLY MOTORS』は去年見た映画の中で一番、というくらいに気に入った。 www.youtube.com それから寡作なカラックスの過去作を見直ていくと、所謂「アレックス三部作」にはいつもBowieの曲が印象的に使われていたことを知る。 『ボーイ…